ねん‐よう【年窯】
中国清代の雍正年間(1723〜1735)景徳鎮の官窯で陶官、年希尭(ねんきぎょう)の指導のもとに焼かれた磁器。特に、灰鼠色の青磁が名高い。
ねん‐きん【年金】
終身または一定期間にわたり、毎年定期的に一定の金額を給付する制度のもとで、支給される金銭。また、老齢・障害・死亡などを保険事故とし、被保険者や遺族の生活保障を目的とする年金保険制度のこと。国民年...
ねんちゅうぎょうじ‐えまき【年中行事絵巻】
平安後期の絵巻。もと六十余巻。後白河法皇の勅命で、常盤光長(ときわみつなが)らが宮中および民間の年中行事を描いたもの。現在は、江戸前期の住吉如慶らによる模本16巻ほか3巻の模本が伝わる。
ねつこうか‐せい【熱硬化性】
常温では変形しにくいが、加熱により軟化して成形しやすくなり、同時に重合が進んで硬化し、もとの状態に戻らなくなる性質。プラスチックの性質の一。
ねつ‐げん【熱源】
熱を供給するみなもと。「—を電力に求める」 [補説]書名別項。→熱源
ね‐ぎわ【根際】
根の近辺。根もと。
ね‐ごや【根小屋】
《「ねこや」とも》館(やかた)や城のある山のふもとの集落。「居館の小城へ押し寄せ、—まで焼き候へども」〈甲陽軍鑑・二三〉
ね‐ざし【根差(し)】
1 植物が地中に根を伸ばして深く入ること。また、その根。 2 ある結果を生じる物事の根源。物事の由来。「かえって小よしとの関係の上に一層深い—を持ち来した」〈万太郎・末枯〉 3 家柄。素性(すじ...
ね‐こぶ【根瘤】
松などの根もとがふくれて、瘤のようになったもの。
ねじしき【ねじ式】
つげ義春の漫画。昭和43年(1968)発表。自身の夢をもとに非現実的な情景を描いた作品。平成10年(1998)、石井輝男監督により映画化。出演、浅野忠信、藤谷美紀ほか。