なんよう‐ぐんとう【南洋群島】
太平洋西部の赤道以北にある諸島群。マリアナ・パラオ・カロリン・マーシャル諸島をさし、大部分はもとドイツ領で、第一次大戦後に日本の委任統治領となり、第二次大戦後は米国の信託統治領。南洋諸島。
なんばん‐びじゅつ【南蛮美術】
桃山時代から江戸初期にかけて、西洋の影響のもとにつくられた美術。
なんせいしょ【南斉書】
中国の二十四史の一。南斉の正史で、梁(りょう)の蕭子顕(しょうしけん)撰。もとは60巻だが唐代に1巻を逸し、現存するのは本紀8巻、志11巻、列伝40巻の全59巻。
なんば‐に【難波煮】
魚や野菜などを、ぶつ切りのネギとともに醤油などで煮たもの。大阪の難波がもとネギの産地であったところからの名。
なるしま【成島】
姓氏の一。 [補説]「成島」姓の人物成島司直(なるしまもとなお)成島柳北(なるしまりゅうほく)
なり‐あが・る【成(り)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 貧しかったり地位の低かったりした者が金持ちになったり高い地位を得たりする。「政界に身を投じて大臣にまで—・る」 2 でき上がる。成就する。「一本の大道は眼の自由行動と平行し...
ニーダーザクセン【Niedersachsen】
ドイツ北西部の州。州都はハノーバー。北部は北海に面し、州の大部分を北ドイツ平原が占める。北海沿岸と、ゲーストと呼ばれるやせた台地で酪農が行われている。中部山地のふもとに肥沃な黄土地帯があり、農業...
なま‐こ【海鼠】
1 ナマコ綱の棘皮(きょくひ)動物の総称。すべて海産。体は円筒形で前後に細長く、前端に口と触手、後端に肛門があり、皮膚の中に小さな骨片が散在。種類が多く、マナマコは生食のほか、海参(いりこ)・海...
なま‐さぶらい【生侍】
未熟な侍。年若く、身分の低い侍。あおざむらい。「今は昔、人のもとに宮づかへしてある—ありけり」〈宇治拾遺・六〉
な‐ぬし【名主】
1 ⇒みょうしゅ(名主) 2 江戸時代、地方(じかた)三役の一。領主の下で村政を担当した村の長。主として関東での呼称で、関西では庄屋、東北では肝煎(きもいり)と称した。 3 江戸時代、町役人の一...