かんぎ‐てん【歓喜天】
《(梵)nandikeśvaraの訳》頭は象、身体は人間の姿をした仏法守護神。もとインド神話の魔王で、のち仏教にとり入れられたもの。単身像と双身像とあり、双身像は、男神と女神とが抱擁する姿をとる...
かん‐けり【缶蹴り】
空き缶を使ったかくれんぼう。定めた所に置いた缶を蹴り、それを鬼がもとに戻す間に隠れる。鬼は見つけるたびに缶を踏みに戻り、また隠れる側は鬼が離れたすきに缶を蹴ってもよく、その場合は既に見つけられた...
かん‐げん【還元】
[名](スル) 1 物事をもとの形・性質・状態などに戻すこと。「利益の一部を社会に—する」「濃縮果汁を—する」 2 酸素の化合物から酸素を奪うこと。または、ある物質が水素と化合すること。一般的に...
かんげん‐ち【還元地】
一度開墾された耕地が、再びもとの荒れ地にもどった土地。
かんげん‐りまわり【還元利回り】
不動産投資で、投資額に対する年間の賃料収入の割合。これに対して、賃料収入から管理費・税金などの経費を除いた純収入をもとに計算する場合を実質利回りという。
かんこう【漢口】
中国湖北省の武漢市の北部地区。漢水と揚子江との合流点の北岸にあり、交通の要地。もと武昌・漢陽とともに武漢三鎮を形成。ハンコウ。
かん‐さい【関西】
《「関東」に対して関所の西の国の意》 京都・大阪・神戸を中心とする一帯。京阪神地方。
奈良時代、鈴鹿・不破・愛発(あらち)の三関以西の地。のちに、逢坂(おうさか)の関より西の地域。鎌倉時代以...
かん‐さいぼう【幹細胞】
《stem cell》発生の過程や、臓器・組織・器官の再生・維持の過程で、細胞を供給するもととなる母細胞のこと。自分と同じ幹細胞を作る能力と、体を作るさまざまな細胞に分化する能力とをあわせもつ、...
かん‐ざし【簪】
《「かみさ(髪挿)し」の音変化》 1 女性の髪飾りの一。前差し・中差し・後ろ差しがあり、平打ち・花かんざし・玉かんざしなどがある。掻頭(そうとう)。 2 冠(かんむり)の付属品。冠が落ちないよう...
かんじさんおんこう【漢字三音考】
江戸中期の語学書。1巻。本居宣長(もとおりのりなが)著。天明5年(1785)刊。日本語の音と、漢音・呉音・唐音の三音について論じたもの。