なに‐が【何が】
[連語]《代名詞「なに」+格助詞「が」》 1 反語の意を表す。どうして…か、そんなことはない。「そんなに着ていて、—寒いものか」「—惜しかろ。…是(これ)もそちにやるぞ」〈続狂言記・秀句大名〉 ...
なに‐くそ【何糞】
[感]困難な事態に出あったときに、くじけそうな気持ちを奮いたたせるために発する語。「—負けるものか」
など【等/抔】
[副助]《副助詞「なんど」の音変化》名詞、活用語の連用形、一部の助詞などに付く。 1 一例を挙げ、あるいは、いくつか並べたものを総括して示し、それに限らず、ほかにも同種類のものがあるという意を表...
なあ‐なあ
《感動詞「なあ」を重ねたものから》相手と適当に折り合いをつけて、いい加減に済ませること。「—で話をつける」「—の間柄」
なじょうことかあら◦む
どうということがあろうか。問題にすることがあるものか。「ただ清き衣を着て詣でむに、—◦む」〈枕・一一九〉
あか‐いわし【赤鰯】
1 塩漬けにし、または干して、油脂が酸化し赤茶けた鰯。 2 赤くさびたなまくらな刀のたとえ。「きさまたちの—で、なに、切れるものか」〈滑・膝栗毛・四〉