モル‐のうど【モル濃度】
溶液の濃度を表す方式の一。溶液1立方デシメートル(1リットル)中に溶けている溶質の物質量(モル数)で表す。記号mol/dm3, M
モルヒネ【(オランダ)morfine】
アヘンに含まれるアルカロイドの主成分。塩酸塩が鎮痛薬として癌(がん)などの疼痛(とうつう)に用いられる。連用により習慣性になりやすく、麻薬に指定。モルフィン。
モルヒネ‐ちゅうどく【モルヒネ中毒】
モルヒネによる麻薬中毒。一時的な大量使用では悪心(おしん)・嘔吐(おうと)、さらには昏睡(こんすい)状態に陥り、呼吸中枢の麻痺(まひ)を起こして死に至る。少量の連用からしだいに増量して慢性中毒と...
モル‐ひねつ【モル比熱】
物質1モルの熱容量。その物質の比熱と式量との積に等しい。モル熱。
モルフィこうしゃくふじん【モルフィ公爵夫人】
《原題The Duchess of Malfi》ウェブスターの戯曲。1614年初演。エリザベス朝悲劇の代表的作品のひとつ。
モルフィン【(ドイツ)Morphin】
⇒モルヒネ
モルフォ【(ラテン)Morpho】
鱗翅(りんし)目モルフォチョウ属の昆虫の総称。大形のチョウで、翅(はね)は幅広く、多くは金属光沢のある青色に輝く。中南米に分布。タイヨウチョウなど。
モルフォ‐ちょう【モルフォ蝶】
⇒モルフォ
モル‐ふってんじょうしょう【モル沸点上昇】
物質1モルを溶質として、溶媒1000グラムに溶かした溶液の沸点の上昇度。溶質の種類によらず、溶媒に固有の定数となる。モル上昇。分子上昇。
モル‐ぶんしすう【モル分子数】
⇒アボガドロ定数