もろ‐もち【諸持ち】
複数の人で持つこと。共同ですること。「かの人々の口網も—にて」〈土佐〉
もろ‐もろ【諸/諸々】
多くのもの。さまざまのもの。また、多くの人。「—の出来事」「—の事情」
もろ‐もろ
[副] 1 まだらになるさま。液状のものに粒が浮いて、均質でないさま。名詞的にも用いる「古い絵の具に—(と)したものができる」 2 もろいさま。やわらかく崩れやすいさま。「持っただけで—(と)崩れる」
もろ‐や【諸矢】
1 対(つい)になった2本の矢。初めに射る甲矢(はや)と、あとに射る乙矢(おとや)。一手(ひとて)矢。→片矢(かたや)「—をたばさみて的に向かふ」〈徒然・九二〉 2 矢で的を、みな射当てること。...
モロ‐ようさい【モロ要塞】
《Castillo del Morro》 キューバの首都ハバナのカサブランカ地区にある要塞。高さ20メートルの城壁に囲まれる。旧市街のプンタ要塞と運河を隔てて対岸に位置し、外敵の侵入を防ぐため...
もろ‐より【諸縒り/諸撚り】
片より糸を2本以上引きそろえて、そのよりと反対の方向により合わせること。
もろより‐いと【諸縒り糸/諸撚り糸】
諸よりにした糸。諸糸。
モロンダバ【Morondava】
マダガスカル西部の都市。モザンビーク海峡に面し、米などの農産物の積出港がある。バオバブの並木道で知られるほか、キリンディーミテア国立公園やチンギデベマラ厳正自然保護区への観光拠点となっている。ム...
モロンベ【Morombe】
マダガスカル南西部の町。モロンダバの南約200キロメートルに位置し、モザンビーク海峡に面する。付近には世界有数のバオバブの巨木があることで知られる。ムルンベ。
モロー【Gustave Moreau】
[1826〜1898]フランスの画家。神話や聖書に想を得た象徴的、耽美(たんび)的な世界を描いた。門人にルオー・マチスらがいる。