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辞書
や‐ぎり【矢切り】
《「やきり」とも》 1 飛んでくる矢を切り払うこと。「それよりしてこそ—の但馬(たぢま)とはいはれけれ」〈平家・四〉 2 「忍び返し」に同じ。「—を飛び越す面影を見付け給ひて」〈浮・男色大鑑・二〉
や‐ぎり【夜切り】
夜、盗賊が人家に押し入るため壁などを切ること。「兄の七左衛門が土蔵に—をして」〈浮・新永代蔵・二〉
やぎり‐の‐わたし【矢切の渡】
江戸川を東京都葛飾区柴又から千葉県松戸市下矢切へ渡る渡し場。東京近郊に残る唯一の渡し場で、付近は伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の舞台。
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