こくみん‐かよう【国民歌謡】
ラジオによる健全な歌の普及運動で、大阪中央放送局の奥屋熊郎の提案により、昭和11年(1936)から同16年まで全国に放送された歌。「椰子(やし)の実」「春の唄(うた)」など。
こけ‐の‐たもと【苔の袂】
僧・隠者などの着る衣。こけのそで。「美麗を好みて宝をつひやし、これを捨てて—にやつれ」〈徒然・一七二〉
ココナツ【coconut】
ココヤシの実。ココナッツ。
ここの【九】
1 く。きゅう。ここのつ。数をかぞえるときの語。この。「なな、や、—、とお」 2 く。きゅう。ここのつ。多く、名詞の上に付けて用いる。「—月」「はしきやし翁(おきな)の歌におほほしき—の児らや感...
こだい‐ゲノムがく【古代ゲノム学】
古代の人や生物の遺物からDNAを取り出し、遺伝情報などを分析する学問分野。PCR法の発明やシークエンサーの性能向上により、従来困難だった数千年から数十万年前の生物遺物のDNA分析が可能となり進展...
こ‐じょく【小職/小童】
[名]《見習いの弟子の意》 1 江戸時代、岡場所や町芸者のもとで見習い・雑用をした女児。 2 子供をいやしめていう語。小わっぱ。「やい、若い者ども。ここな—めを知ったか」〈浄・孕常盤〉
[形...
こじるいえん【古事類苑】
百科事典。1000巻。和装本は本文350冊、ほか総目録と索引。洋装本51冊。明治29〜大正3年(1896〜1914)刊。明治12年、西村茂樹の建議により文部省で編集を開始、皇典講究所・神宮司庁へ...
こころ‐はしり【心走り】
不安・心配・驚きなどで胸がどきどきすること。心騒ぎ。胸騒ぎ。「あやしく、—のするかな」〈源・浮舟〉
こころ‐ば・む【心ばむ】
[動マ四] 1 気張る。気どる。「—・みたる方を少し添へたらば」〈源・夕顔〉 2 気を遣う。心遣いをする。「昨日(きのふ)の返り事、あやしく—・み過ぐさるる」〈源・末摘花〉
こころ‐おぼえ【心覚え】
1 心の中に覚えていること。「そのことについては全く—がない」 2 忘れないための控えやしるし。メモ。「—に赤丸をつける」