やままゆ‐いと【山繭糸】
ヤママユから採取した糸。繊維が太く、黄緑色を帯び、丈夫で光沢がある。天蚕糸(てんさんし)。
やままゆ‐おり【山繭織(り)】
山繭糸を交ぜて織った絹織物。
やままゆ‐が【山繭蛾】
⇒やままゆ
やままゆ‐つむぎ【山繭紬】
山繭糸で織った紬。
やま‐まよい【山迷い】
「山酔(やまよ)い」に同じ。
やま‐み【山見】
海辺の小高い所から魚群の動きを見張り、出漁や網の張り方などの指揮をすること。また、その役の人。魚見。
やま‐みず【山水】
1 山から流れ出る水。 2 山と水。また、山と水のある風景。さんすい。
やまみず‐てんぐ【山水天狗】
「山」「水」の2字の草書体を続け書きにして、天狗の面を横から見た形にしたもの。
やま‐みち【山道】
1 山の中にある道。やまじ。 2 山形を横に連ねた形の文様。「女郎も衣装つきしゃれて、…裾も—に取るぞかし」〈浮・一代男・六〉
やま‐むけ【山向け】
神事に用いるサカキなどをとるために山に入ること。やまけ。