やみ‐の‐よ【闇の夜】
1 「やみよ」に同じ。 2 「闇の夜の錦」の略。「この御使なくは、—にてこそくれぬべかりけれ」〈源・澪標〉 3 《闇の夜はあとさきのわからないところから》ひょうたんの上下同形のもの。根付などに珍...
闇(やみ)の夜(よ)の錦(にしき)
暗い闇夜には美しい錦を着ても人には見えない。むだなこと、無意味なことのたとえ。夜の錦。闇の錦。闇夜の錦。
やみ‐ほう・ける【病み耄ける】
[動カ下一][文]やみほう・く[カ下二]長く病んで、ぼけたようになる。「長期入院で—・ける」
やみ‐みんぱく【闇民泊】
《多く「ヤミ民泊」と書く》旅館業法の営業許可を得たり住宅宿泊事業法の届出を行ったりせずに、宿泊サービスを提供すること。また、その事業者。→民泊
やみ‐め【病み目/病み眼】
目の病気。また、病気の目。「かりそめに—を煩うてござるが」〈虎明狂・川上〉
やみ‐や【闇屋】
闇取引を業とする者。
やみ‐やみ【闇闇】
[副] 1 何もできないさま。みすみす。むざむざ。「是で—死んで了うのは、余り無念とは思うけど」〈紅葉・金色夜叉〉 2 正気や分別を失ってわからなくなるさま。わけもわからず。「—となりて大将軍と...
やみ‐よ【闇夜】
暗い夜。月のない夜。暗夜(あんや)。
闇夜(やみよ)に烏(からす)雪(ゆき)に鷺(さぎ)
「闇に烏」に同じ。
闇夜(やみよ)に目(め)あり
人知れず悪事を働いても必ず露顕(ろけん)することのたとえ。壁に耳。