えま‐いしゃ【絵馬医者】
《往診するふりをして、暇つぶしに社寺の絵馬を見て歩くというところから》はやらない医者をからかっていう語。「人には—といはれて、口惜しかりし」〈浮・永代蔵・二〉
カマルグ‐しつげんちたい【カマルグ湿原地帯】
《La Camargue》フランス南部、地中海に注ぐローヌ川の三角州の名称。北部に農村地帯、南部に低湿地と潟湖が広がり、大部分が国立自然保護地域やラムサール条約登録地に指定されている。ヨーロッパ...
かおよ‐ばな【顔佳花/容佳花/貌佳花】
1 カキツバタの別名。かおばな。「—とも申すやらん、あら美しのかきつばたやな」〈謡・杜若〉 2 美人。「三六(さぶろく)の一八、九なる—」〈浄・曽根崎〉
かが‐ぶし【加賀節】
1 室町時代に流行した小歌。加賀国から出た遊女(加賀女(かがめ))が都で歌いはやらせたものという。 2 「嘉太夫節(かだゆうぶし)」に同じ。 3 万治・寛文(1658〜1673)のころ、江戸で歌...
カウンターアタック【counterattack】
1 失地回復を目的とする限定攻撃。逆襲。 2 サッカーやラグビーで、防御から一転して攻撃に移ること。
かえり‐うち【返り討ち】
1 かたきを討とうとして、逆に相手に討たれること。転じて、相手に仕返しをしようとして、逆にやられること。「—にあう」 2 襲ってくる者を打ち負かすこと。「暴漢を—にする」
かい‐もく【皆目】
[副] 1 あとに打消しの語を伴って、強く否定する気持ちを表す。まるっきり。全然。「—見当がつかない」 2 まるまる全部、すっかりの意を表す。あとに否定的な意味・内容のくることが多い。「風眼とや...
がく‐どう【学堂】
学問を教える所。学校。「二年程広東省の何とやら云う—の教官をしていたが」〈荷風・ふらんす物語〉
オンデマンド‐はいしん【オンデマンド配信】
テレビ映像やラジオ音声などを、視聴者の要求に合わせて個別に配信すること。また、そのシステム。→ビデオオンデマンド
おんな‐でら【女寺】
1 尼寺のこと。 2 江戸時代、女児を教えた寺子屋。また、師匠が女の寺子屋。「—へもやらずして筆の道を教へ」〈浮・永代蔵・二〉