刃(やいば)に掛(か)・ける
刃物で切り殺す。「逆臣を—・ける」
刃(やいば)に伏(ふ)・す
自害する。「この赤き心を後にぞ知らせまつらんとて、—・して果て給ひき」〈読・八犬伝・九〉
やい‐やい
[感] 1 ぞんざいな呼びかけに発する語。「—、もっと気をつけてものを言え」 2 呼びかけに発する語。「—、むさとそばへな寄りおっそ」〈虎清狂・蟹山伏〉 [副]言いたてたり催促したりするさま...
や‐いろ【矢色】
放たれて、飛んでいく矢の勢い。「切って放したる—、弦音(つるおと)、弓倒し」〈太平記・一二〉
ヤイロ【Geilo】
ノルウェー南部の町。首都オスロから150キロメートル北西、ベルゲンから160キロメートル北東に位置する。同国屈指のスキーリゾートとして知られる。
やいろ‐ちょう【八色鳥】
スズメ目ヤイロチョウ科の鳥。全長約20センチ。尾が短い。羽色は緑・青・黄・赤・茶・黒・白などの配色で色彩に富む。夏に南日本に少数が渡来、深い森で繁殖し、冬に東南アジアへ渡る。やいろつぐみ。
や‐いん【夜陰】
夜のやみ。夜の暗さ。また、夜中。夜分。「—に乗じて攻撃をしかける」
ヤボル【Jawor】
ポーランド南西部の都市。ウロツワフの西約60キロメートルに位置する。17世紀半ば、三十年戦争後のウエストファリア条約に基づいて建設が許された平和教会とよばれるルーテル派の木造教会があり、シュフィ...
や‐うけ【家請け】
家を借りるときの保証人。たなうけ。「惣七(そうしち)殿には口合ひ—もある仁、後日の念に御親父の一札」〈浄・博多小女郎〉
や‐うち【家内】
1 家のなか。「三階建の、—が広いだけ一層寂しく」〈里見弴・大道無門〉 2 一つ家に住んでいる人。家族の者。また、親類の者。「—残らず女郎はいやがれど」〈浮・五人女・一〉