ゆう‐かげ【夕陰】
夕方、日の光が当たらず陰になっている所。「影草の生ひたる宿の—に鳴くこほろぎは聞けど飽かぬかも」〈万・二一五九〉
ゆう‐かげ【夕影】
1 夕方の日の光。夕日。「—に映える山並み」 2 夕日に照らされたものの形や姿。「一日(ひとひ)の源氏の御—、ゆゆしうおぼされて」〈源・紅葉賀〉
ゆう‐かげ【木綿鹿毛】
「白鹿毛(しらかげ)」に同じ。
ゆうかげ‐ぐさ【夕影草/夕陰草】
夕日の光の中に見える草。また、夕方、物陰に生えている草。「我がやどの—の白露の消(け)ぬがにもとな思ほゆるかも」〈万・五九四〉
ゆうか‐しょうけん【有価証券】
財産権を表示する証券で、権利の移転・行使が証券でなされることを要するもの。手形・小切手・株券・債券・貨物引換証・船荷証券・倉庫証券・商品券など。
ゆうかしょうけんぎぞう‐ざい【有価証券偽造罪】
⇒有価証券偽造等罪
ゆうかしょうけんぎぞうとう‐ざい【有価証券偽造等罪】
公債証書・官庁の証券・会社の株券などを偽造・変造したり、虚偽の記入をしたりする罪。刑法第162条が禁じ、3か月以上10年以下の懲役に処せられる。有価証券偽造罪。
ゆうかしょうけん‐つうちしょ【有価証券通知書】
株式・社債などの有価証券の募集(新規発行)・売り出しを行う際、発行総額が1千万円以上1億円未満の場合に、発行者が財務局を通じて内閣総理大臣に提出する書類。有価証券の条件や企業の概要などを記載する...
ゆうかしょうけん‐とどけでしょ【有価証券届出書】
株式・社債などの有価証券の募集(新規発行)・売り出しを行う際、発行総額が1億円以上となる場合に、発行者が財務局を通じて内閣総理大臣に提出する書類。有価証券の条件や企業の経理状況・事業内容などを記...
ゆうかしょうけん‐ほうこくしょ【有価証券報告書】
有価証券を発行している企業が自社の情報を開示するために作成する報告書。金融商品取引法により作成・提出が義務づけられている。有価証券の公正な取引や投資家の保護を目的とするもので、事業年度終了後3か...