ゆう‐がお【夕顔】
1 ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。茎が長く伸び、巻きひげで他に絡みつく。葉は浅く裂けた心臓形で互生する。夏の夕方、花びらが深く五つに裂けた白色の雄花と雌花とを開き、翌朝にはしぼむ。実が球状の...
ゆうがお【夕顔】
源氏物語第4巻の巻名。また、その女主人公の名。初め頭中将(とうのちゅうじょう)に愛されて玉鬘(たまかずら)をもうけるが、のち光源氏の寵を受け、ある夜、物の怪(け)に襲われて急死する。 謡曲。...
ゆうがお‐ひょうたん【夕顔瓢箪】
エビガラスズメの別名。
ゆうがお‐べっとう【夕顔別当】
エビガラスズメの別名。
ゆうが‐ぎく【柚香菊】
キク科の多年草。山野に生え、高さ50センチ〜1メートル。ヨメナに似て、葉は羽状に切れ込みがある。8〜10月ごろ、中央が黄色で周囲が淡青色を帯びた白色の頭状花が咲く。
ゆう‐がく【遊学】
[名](スル)故郷を離れ、よその土地や国へ行って勉学すること。「英国に—する」
ゆう‐がく【遊楽】
1 音楽を奏して遊び興じること。 2 猿楽の能のこと。世阿弥が用いた語。
ゆう‐がし【夕河岸】
魚河岸(うおがし)で、夏の間、近海でとれた魚を夕方に売った店。《季 夏》
ゆう‐がすみ【夕霞】
夕暮れに立つ霞。《季 春》
ゆう‐がた【夕方】
《「ゆうかた」とも》日の暮れがた。日の沈むころ。 [補説]気象庁の天気予報等では、15時頃から18時頃までをさす。→夜