ゆ・う【言う/云う/謂う】
[動ワ五(ハ四)]「い(言)う」の終止・連体形を「ユー」と発音するところから、「ゆ」が語幹と意識されてできた語形。終止・連体形以外で「ゆわない」「ゆった」などと言うこともあるが、本来の言い方ではない。
ゆ・う【結う】
[動ワ五(ハ四)] 1 縄やひもなどで縛る。むすぶ。「帯を—・う」 2 髪を整えて結ぶ。「桃割れを—・う」「ちょん髷(まげ)を—・う」 3 組み立てる。作る。「枕づくつま屋の内にとぐら—・ひすゑ...
ゆう【尤】
[形動][文][ナリ](「ゆうなるもの」の形で)特に、すぐれているさま。「正宗(まさむね)は刀剣の—なるものだ」
ゆう‐あい【友愛】
兄弟間の情愛。また、友人に対する親しみの情。友情。友誼(ゆうぎ)。「—の精神」
ゆうあい‐かい【友愛会】
大正元年(1912)鈴木文治らを中心として結成された労働組合。当初は共済・修養を目的とした協調主義の立場に立った。しだいに組織を広げ、同10年、日本労働総同盟に発展。
ゆうあい‐すう【友愛数】
自然数aとbにおいて、a以外の約数(1を含む)の和がbとなり、b以外の約数(1を含む)の和がaとなる、二組みの自然数。例えば、220の約数は、「1」「2」「4」「5」「10」「11」「20」「2...
ゆう‐あかり【夕明(か)り】
夕暮れに残る明るさ。日が沈んだあとの明るさ。残照。
ゆう‐あがり【夕上がり】
漁師のとった魚がその日の夕方市場に出ること。また、その魚。「肴(さかな)は宮の—を荷(にな)ひつれ」〈鶉衣・謝無馳走辞〉
ゆう‐あく【優渥】
[名・形動]ねんごろで手厚いこと。また、そのさま。「同胞兄弟は、皆聖慮の—なるに感泣し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ゆう‐あさり【夕漁り】
夕方に餌(え)をあさること。「—鴫の目はやく鷺鈍し」〈暁台句集〉