ゆ‐がみ【結髪】
《「ゆいがみ」の音変化》馬のたてがみを部分部分束ねて結ぶこと。また、そのたてがみ。巻き髪。「手綱を馬の—に捨て」〈平家・九〉
ゆが‐みっしゅう【瑜伽密宗】
真言宗の異称。三密の修行をする真言密教をいう。
ゆがみ‐づら【歪み面】
ゆがんだ顔。しかめつら。
ゆがみ‐なり【歪み形】
1 ゆがんだ形。また、ゆがんだままにしておくこと。「当世女にして風俗腰つき—に」〈浮・椀久二世〉 2 いい加減。まがりなり。「つれそふ男さへ堪忍せば、—にやれさて浮世と思へども」〈浮・一代女・三〉
ゆがみ‐ばしら【歪み柱/曲み柱】
茶室の中柱(なかばしら)で、ゆがみのあるもの。
ゆがみ‐もじ【歪み文字】
《ゆがんだ形の字の意》ひらがなの「く」のこと。→二つ文字「二つ文字牛の角(つの)文字すぐな文字—とぞ君はおぼゆる」〈徒然・六二〉
ゆが・む【歪む】
[動マ五(四)] 1 物の形が、ねじれたりたわんだりして正しくなくなる。ひずむ。「障子が—・む」「痛みに顔が—・む」 2 心や行いなどが正しくなくなる。「—・んだ根性」 3 言葉がなまる。「声...
ゆが・める【歪める】
[動マ下一][文]ゆが・む[マ下二] 1 物の形を正しくないようにさせる。ゆがませる。「箱を—・める」「口元を—・めて笑う」 2 心や行いなどを正しくないようにさせる。ゆがませる。「家庭の不和が...
ゆ‐がら【弓幹】
弓の本弭(もとはず)から末弭(うらはず)にかけての木や竹の部分。弦(つる)に面する方を弓腹(ゆはら)、反対を背(せ)という。
ゆが‐ろん【瑜伽論】
「瑜伽師地論(ゆがしじろん)」の略。