ゆき‐たが・う【行き違ふ】
[動ハ四]「ゆきちがう」に同じ。「従者(とものもの)ども皆—ひて、人もなかりけるを」〈今昔・二六・五〉
ゆき‐たけ【裄丈】
1 着物の裄と丈。また、裄の長さ。 2 物事の程度・分量。たか。いきたけ。「—かまわず、随分と馬鹿を尽しました」〈緑雨・おぼろ夜〉
ゆき‐たたき【雪叩き】
たたいて雪を落とすこと。特に、下駄の歯の間にはさまった雪を落とすこと。
ゆき‐た・つ【行(き)立つ】
[動タ五(四)]物事が成り立つ。また、生活の手段が立つ。「どうにか暮らしが—・つようになる」
行(ゆ)き大名(だいみょう)の帰(かえ)り乞食(こじき)
旅行などで、行きはまるで大名のようにぜいたくをするが、帰りは旅費が足りなくなって、乞食のようにみじめな思いをすること。最初に無計画に金を消費したばかりに、あとで動きがとれなくなること。上(のぼ)...
ゆき‐だおれ【行(き)倒れ】
病気・寒さ・飢えなどのため、道ばたで倒れたり死んだりすること。また、その人。行路病者。いきだおれ。
ゆき‐だるま【雪達磨】
雪を丸めたものを二つ重ね、木炭や炭団(たどん)などで目鼻口をつけたもの。《季 冬》「家々の灯るあはれや—/水巴」
ゆきだるま‐しき【雪達磨式】
雪だるまは、雪の塊を転がし、雪をつけて大きくするところから、どんどん積み重なりふくらんでいくこと。「借金が—に増える」
ゆき‐だわら【雪俵】
⇒雪捲(ゆきまく)り
ゆき‐ちがい【行(き)違い】
1 すれちがいになって、出会わないでしまうこと。いきちがい。「電話が—になる」 2 意志がうまく通じないで、くい違いを生じること。いきちがい。「感情の—が生じる」