ゆ・す【揺す】
[動サ変]琴(きん)を弾くときに、弦を左の指で押してゆすり、余韻を波打たせる。「昼はいと人繁く、なほ一たびも—・し按ずるいとまも心あわたたしければ」〈源・若菜下〉
ゆす・う【結ふ】
[動ハ四]「結(むす)ぶ」の上代東国方言。「家(いは)の妹(いも)ろ我(わ)を偲ふらし真結(まゆす)ひに—・ひし紐(ひも)の解くらく思(も)へば」〈万・四四二七〉
ユスキュダル【Üsküdar】
⇒ウスクダル
ゆす・ぐ【濯ぐ】
[動ガ五(四)]水の中で揺り動かして、また、中の水を揺り動かして洗う。すすぐ。「汚れ物を—・ぐ」「口を—・ぐ」 [可能]ゆすげる
ユスティニアヌス‐ほうてん【ユスティニアヌス法典】
ユスティニアヌスが編纂を命じた「ローマ法大全」の一部「勅法集」をさし、ハドリアヌス帝から534年までの勅法を集録。全12巻。→ローマ法大全
ゆすはら‐はちまんぐう【柞原八幡宮】
大分市にある神社。祭神は仲哀天皇・応神天皇・神功皇后。豊後(ぶんご)国一の宮。いすはら八幡宮。
ゆす‐ぶ・る【揺す振る】
[動ラ五(四)]「ゆさぶる」に同じ。「肩を—・って歩く」
ゆす‐ぶ・れる【揺す振れる】
[動ラ下一]「ゆさぶれる」に同じ。「其カンテラが—・れて」〈漱石・満韓ところどころ〉
ユスポフ‐きゅうでん【ユスポフ宮殿】
《Yusupovskiy dvorets/Юсуповский дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにある宮殿。モイカ川に面するため、モイカ宮殿とも呼ばれる...
ゆすら【梅桃】
「ゆすらうめ」に同じ。《季 実=夏 花=春》「万両に—の花の白き散る/子規」