ゆ‐だて【湯立て】
禊(みそぎ)の一。神前の大釜に湯を沸かし、巫女(みこ)や神官が熱湯に笹(ささ)の葉をひたして自分のからだや参詣人にふりかける儀式。ゆだち。
ゆだて‐かぐら【湯立て神楽】
湯立てを行事の中心とする神楽。→霜月神楽(しもつきかぐら)
ゆだなか‐おんせん【湯田中温泉】
長野県北東部、下高井郡山ノ内町にある温泉。山ノ内温泉郷の一。泉質は塩化物泉・硫黄泉など。志賀高原や草津温泉方面への入り口。
ゆだ・ぬ【委ぬ】
[動ナ下二]「ゆだねる」の文語形。
ゆ‐だね【斎種】
豊穣を祈って斎(い)み清めた穀物の種。主として稲にいう。「青楊(あをやぎ)の枝きり下(おろ)し—蒔きゆゆしき君に恋ひわたるかも」〈万・三六〇三〉
ゆだ・ねる【委ねる】
[動ナ下一][文]ゆだ・ぬ[ナ下二] 1 処置などを人にまかせる。また、すべてをまかせる。「全権を—・ねる」「運命に身を—・ねる」 2 すべてをささげる。「政治に身を—・ねる」
ゆ‐だま【湯玉】
1 湯が沸騰するときにわきたつ泡。湯花。 2 玉になり飛び散る熱湯。「—が走る」
ゆ‐だまり【湯溜まり】
マグマの熱で温められた火口湖のこと。特に阿蘇中岳第1火口の火口湖をいう。→阿蘇五岳 [補説]湯だまりは火山活動を反映して変化する傾向にあることから、気象庁福岡管区気象台が阿蘇中岳の湯だまりの量・...
ゆ‐だめ【弓矯め/檠】
弓の弾力を強くするために弓幹(ゆがら)を矯(た)めてそらせること。また、弓の材の曲がっているのを矯正すること。また、それに用いる道具。ゆみため。
ユダヤ【(ラテン)Judaea】
パレスチナ南部、エルサレムを中心としたユダ王国の地。また、バビロンに捕囚となったユダヤ人が前538年に帰還したその地。ユダヤ教を信仰し、世界各地に散らばっているその民族をもいう。→バビロン捕囚 ...