耳(みみ)を掩(おお)いて鐘(かね)を盗(ぬす)む
《「呂氏春秋」自知の故事から》鳴るのを人に聞かれまいとして自分の耳をふさいで鐘を盗む。良心に反する行為をしながら、そのことを考えないように努めること。また、自分の悪事を人に知られないようにしたと...
みちとせ【三千歳】
歌舞伎舞踊。清元。本名題「忍逢春雪解(しのびあうはるのゆきどけ)」。河竹黙阿弥作詞、2世清元梅吉(清元お葉とも)作曲。明治14年(1881)東京新富座上演の「天衣紛上野初花(くもにまごううえのの...
みどり‐の‐カーテン【緑のカーテン】
窓の外に、アサガオやヘチマなどのつる性の植物をすき間なく植えて、幕のように繁らせたもの。壁面緑化に用いられる。繁った葉が直射日光をさえぎり、また蒸散によって発生した水蒸気が打ち水のような効果をも...
ミックス【mix】
[名](スル) 1 混ぜ合わせること。また、組み合わせること。「緑と青を—した色」「—サンド」 2 混ぜ合わせたもの。特に、粉や調味料が混ぜ合わせてあって、簡単に料理や菓子ができるようになったも...
みの‐げ【蓑毛】
1 蓑に編んだ茅(かや)・菅(すげ)などが、毛のように垂れ下がっているもの。 2 サギの首から垂れ下がっている蓑のような羽毛。「すごきかな鴨の川原の朝風に—乱れて鷺立てるめり」〈拾玉集・一〉
薬缶(やかん)で茹(ゆ)でた蛸(たこ)のよう
《「薬缶で茹でた蛸」は、手も足も出ないことから》どうしようもない。手の打ちようがない。
や・く
[接尾]《動詞五(四)段型活用》擬声語・擬態語などに付いて、そのような状態を呈する、そのような動作をする意を表す。「ささ—・く」「つぶ—・く」
ふゆ‐ざれ【冬ざれ】
草木が枯れはてて寂しい冬の風物のようす。また、そのような冬の季節。「—の野」《季 冬》「—や小鳥のあさる韮畠(にらばたけ)/蕪村」
ぶ‐ば・る【武張る】
[動ラ五(四)]強く勇ましそうなようすを帯びる。また、堅苦しくいかめしいようすをする。「—・った物言い」
のせ‐か・ける【乗せ掛ける/載せ掛ける】
[動カ下一][文]のせか・く[カ下二] 1 のせはじめる。のせようとする。「体重を—・けて途中でやめる」 2 計略にのせるようにする。また、おだてる。「軽薄ぬらくら、口に鰻の油とろりと—・くれば...