いちらん‐せい【一覧性】
全体の内容がわかるように記されていること。ひと目で全体が見渡せるようにまとめられていること。「—が高い」
いちみ‐の‐あめ【一味の雨】
雨が一様に草木をうるおすように、仏の教えがどのような人々にも行きわたること。
い‐た・つ【居立つ】
[動タ四]立ったり座ったりする。じっとしていられないようす、また熱心に世話をするようすにいう。「太政大臣(おほきおとど)—・ちて、厳(いかめ)しく細かに物の清ら儀式をつくし」〈源・若菜〉
いそ・ぐ【急ぐ】
[動ガ五(四)] 1 早く目的を達するように行動する。早くやろうとする。「完成を—・ぐ」「解決を—・ぐ」「—・いで仕上げる」 2 早く行き着こうとする。早く進む。「帰宅を—・ぐ」 3 気持ちがせ...
いき‐ふどう【生き不動】
1 霊験あらたかな不動明王のような人。 2 火炎を背負う不動明王のように、生きたまま火に包まれた人。
いけい‐はいぐうし【異形配偶子】
有性生殖において、配偶子の大きさや形が異なるもの。卵のように大型で運動性がない雌性配偶子と、精子のように小型で運動性がある雄性配偶子が接合する。⇔同形配偶子。
いざ
[感]相手を誘って一緒に事を始めるときや思いきって行動しようとするときに発する語。さあ。どれ。「—、出かけよう」
いけ‐る【生ける】
[連語]《動詞「い(生)く」(四段)の已然形+完了の助動詞「り」の連体形》生きている。「生きとし—もの」 [補説]現代語では「生けるがごとく」のような文語表現や連体詞のように用いることが多い。
いざさらば
1 別れるときに言う語。それでは、さようなら。「いまこそ別れめ、—」〈小学唱歌・あおげば尊し〉 2 思い立って事をしようとするときや人を誘うときに言う語。さあ、それでは。「—雪見にころぶ所まで/...
い‐すく・める【射竦める】
[動マ下一][文]いすく・む[マ下二] 1 相手を見据えてこわがらせ、身が縮むようにする。「鋭い眼光で—・められる」 2 矢を射て敵を萎縮させ、身動きできないようにする。「ただ遠矢に—・めければ...