よしの‐わん【吉野椀】
吉野地方で作られた塗椀。また、黒漆地に朱、あるいは、朱漆地に黒で芙蓉(ふよう)を描く吉野絵を表した椀。
よしはら【吉原】
姓氏の一。 [補説]「吉原」姓の人物吉原重俊(よしはらしげとし)吉原治良(よしはらじろう)吉原正喜(よしはらまさき)吉原弥次郎(よしはらやじろう)
よしはら‐しげとし【吉原重俊】
[1845〜1887]官僚・初代日本銀行総裁。薩摩の人。通称、弥次郎。寺田屋事件に連座して謹慎処分となるが、後に許されて薩摩藩からの留学生として渡米。岩倉使節団の書記官を務めるなど外交官として実...
よしはら‐まさき【吉原正喜】
[1919〜1944]プロ野球選手。熊本の生まれ。昭和13年(1938)熊本工業の同窓であった川上哲治とともに巨人軍に入団。沢村栄治やスタルヒンらとバッテリーを組んで活躍した。同19年、第二次大...
よし‐ばみ【由ばみ】
上品ぶること。気どること。また、そうした振る舞い。「今様の—よりは、こよなう奥ゆかしうと」〈源・末摘花〉
よしばみ‐ごと【由ばみ事】
上品ぶった振る舞い。気どっていること。「えもいはぬ—しても」〈紫式部日記〉
よし‐ば・む【由ばむ】
[動マ四]わけありげに振る舞う。もったいぶる。よしめく。「月頃のつらさを恨みなどし給ひて—・み給へれど」〈宇津保・忠こそ〉
よしばやま‐じゅんのすけ【吉葉山潤之輔】
[1920〜1977]力士。第43代横綱。北海道出身。本名、池田潤之輔。引退後、年寄宮城野。→第42代横綱鏡里 →第44代横綱栃錦
よし‐ぶえ【葦笛】
アシで作った笛。あしぶえ。
よし‐ぶき【葦葺き/葭葺き】
アシで屋根をふくこと。また、その屋根。