あおがれ‐びょう【青枯(れ)病】
根から侵入した細菌によって、ナス・トマト・タバコなどの葉が、急にしおれて青いままで枯死する病害。高温時に多く発生。
あかし‐げんじん【明石原人】
明石市西八木海岸で、昭和6年(1931)直良信夫(なおらのぶお)によって発見された左側腰骨により、かつて日本に住んでいたと主張された原人。更新世前期のものとされたが、標本が戦災で失われたため、確...
あかじ‐ざいせい【赤字財政】
歳出が租税・印紙収入などの経常収入を超え、その一部が公債や借入金によってまかなわれているような財政状態。
あかちゃん‐の‐えき【赤ちゃんの駅】
乳幼児と外出中の保護者が、授乳やおむつ交換などに利用できる、公共施設や民間施設の愛称。多くは、地方自治体によって登録基準が定められている。
あか‐ロム【赤ロム】
通信事業者によって利用停止されたまま、中古品として流通している携帯電話の通称。前所有者の割賦代金が未払いの状態で、中古品として買い取られたものをさす。この場合、SIMカードを入れ替えても、通信事...
あかんだな‐やま【アカンダナ山】
《「アカンダナ」は語源未詳。一説に「赤棚」とも》長野県中西部・岐阜県北東部の県境にある火山。溶岩ドーム・溶岩流・火砕岩によって形成される。標高2109メートル。北に連なる白谷山・焼岳と火山群を形...
あきない‐みょうり【商い冥利】
1 神仏の加護によって、商売が繁盛すること。また、その加護。商い冥加。「—に尽きる」 2 (商人の誓いの言葉として副詞的に用いて)決して。「男冥利—虚言(きょごん)ござらぬ」〈浄・博多小女郎〉
アクアチント【aquatint】
腐食銅版の技法の一。銅板の表面に松脂(まつやに)の粉末などを塗って多孔(たこう)質の地を作り、白くしたい部分に防食剤を塗って腐食液に浸すもの。防食剤を塗る時間をずらすことによって、面の微妙な濃淡...
アクイレイア【Aquileia】
イタリア北東部、スロベニア国境に近い古代ローマの都市遺跡。紀元前181年にローマ人が造った軍事的植民都市がその起こりで、その後も商業都市として栄えたが、5世紀半ばにフン族の侵入によって壊滅した。...
あく‐しょ【悪所】
1 山道・坂道などの険しい所。難所。 2 江戸時代、遊里と芝居町をさしていった語。悪所場。 3 生あるものが現世の悪業のむくいによって死後行くところ。「皆々御心の向けやうによりて、善所へも行き、...