うみのさち【海の幸】
洋画家、藤田嗣治による壁画。京都丸物百貨店の大食堂の壁を飾ったもので、昭和11年(1936)の作品。砂浜を背景に、魚介類を入れた籠を持つ二人の女性を描いたもの。東郷青児による「山の幸」と対になっ...
グリーンこうにゅう‐ほう【グリーン購入法】
《「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」の通称》循環型社会形成推進基本法の個別法の一つとして成立。環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会の構築を図り、国民の健康で文化的な生活の確...
グリーンフレーション【greenflation】
地球温暖化に関する種々の環境対策に起因する物価上昇。脱炭素化を意味するグリーンと、継続的な物価上昇を意味するインフレーションからの造語。再生可能エネルギーの推進によるエネルギーや金属材料の価格上...
せいとう‐こうい【正当行為】
法令による行為、正当な業務による行為など、違法性がないものとして罰せられない行為の総称。
しまじょう‐てっこうそう【縞状鉄鉱層】
酸化鉄とケイ酸塩鉱物が縞状に堆積した地層。先カンブリア時代の藍藻による光合成が始まり、それまで無酸素状態だった海水に酸素が溶け込み、大量の鉄イオンが酸化されて海底に沈殿したものと考えられている。...
じゃこまんとてつ【ジャコ万と鉄】
谷口千吉監督・脚色による映画の題名。昭和24年(1949)公開。共同脚色は黒沢明。梶野悳三(とくぞう)の小説「鰊(にしん)漁場」の映画化で、その後小説も同題に改題された。出演、三船敏郎、浜田百...
じばん‐ちんか【地盤沈下】
1 地表面が沈下する現象。地殻運動や堆積物(たいせきぶつ)の収縮による自然沈下のほか、地下水の過剰揚水による地層の収縮から起こるものがある。 2 (比喩的に)上向きであった勢いが衰えること。また...
じゅうごばんうたあわせ【十五番歌合】
平安時代中期から後期頃に編纂された和歌集。30人の歌人による名歌30首を、15組による歌合形式でまとめている。前田育徳会(尊経閣文庫)が所蔵する伝本は8首のみの残欠(国宝)。
しのようご【詩の擁護】
《原題The Defence of Poesie》英国の詩人シドニーによる文学評論。著者没後の1595年に刊行。
《原題、(ドイツ)Verteidigung der Poesie》ドイツの詩...
じゆうがっこう【自由学校】
獅子文六の小説。昭和25年(1950)発表。終戦後の社会や道徳のゆがみを風刺した作品。「とんでもハップン」「ネバー好き」の流行語を生んだ。
渋谷実監督による映画の題名。昭和26年(1951)...