じょせいかにゅうぼう‐しょう【女性化乳房症】
男性の乳腺が増大し、女性の乳房のように膨らんだ状態。原因が不明のもの、エストロゲンとアンドロゲンの不均衡による生理的なもの、薬剤の影響や肝硬変・精巣腫瘍などの病気によるものなどがある。
しょうり‐しじょうしゅぎ【勝利至上主義】
スポーツ競技などで、相手に勝つことを絶対的な目標とする考え方。中学や高校の部活動においては、行き過ぎた指導や長時間の練習による生徒への影響、暴力・体罰の発生による弊害などが問題視されている。
しん‐じゆうしゅぎ【新自由主義】
政府などによる規制の最小化と、自由競争を重んじる考え方。規制や過度な社会保障・福祉・富の再分配は政府の肥大化をまねき、企業や個人の自由な経済活動を妨げると批判。市場での自由競争により、富が増大し...
しょうひしゃ‐ホットライン【消費者ホットライン】
消費生活に関する相談を受け付ける全国共通の電話番号。音声案内に従って郵便番号などを入力すると、最寄りの消費生活センターなどに転送される。悪質商法による被害、訪問販売・通信販売などの事業者とのトラ...
じんぎなきたたかい【仁義なき戦い】
飯干晃一(いいぼしこういち)の小説。昭和47年(1972)週刊誌上で連載開始。戦後の広島で起きたやくざの抗争事件を題材とする。
を原作とする映画。深作欣二監督、昭和48年(1973)公開。...
じんしん‐こせき【壬申戸籍】
《壬申にあたる年に作られた戸籍の意》明治政府による最初の全国的な戸籍。明治5年(1872)作成。身分によらず、居住地による登録で作られたが、士族・平民・新平民などの族称を残していた。
しんりん‐りつ【森林率】
ある地域において森林が占める面積の割合。 [補説]FAO(国連食糧農業機関)の統計によると、世界の森林率は31.5パーセント。上位3か国はスリナム(97.3パーセント)、仏領ギアナ(96.6パー...
しんへいけものがたり【新平家物語】
吉川英治による長編の歴史小説。昭和25年(1950)から昭和32年(1957)にかけて、「週刊朝日」誌に連載。源平両氏や奥州藤原氏の興亡、同時代の公家や天皇、庶民の姿までを幅広く捉えつつ、平安時...
しんよう‐ぼうちょう【信用膨張】
中央銀行による資金供給や、それに伴う低金利などが原因で、市中に多くの貨幣が流通すること。証券化など、さまざまな金融手法による信用供与も一因となる。多くの貨幣が流通すると、人々の購買力が増すため、...
しんないまく‐えん【心内膜炎】
心臓の内側を覆う膜の炎症。高熱・全身倦怠(けんたい)・心不全などの症状を呈する。リウマチ熱による場合と、抜歯・扁桃(へんとう)摘出などに起因する細菌感染による場合とがある。→心膜炎