じゅう‐じゅうきんかい【十重禁戒】
仏道修行のうえで、菩薩(ぼさつ)の守らなければならない10の重要な戒律。顕教では、梵網経に説く、不殺・不盗・不淫・不妄語・不酤酒・不説四衆過・不自讃毀他・不慳惜加毀・不瞋心不受悔・不謗三宝の十戒...
こう‐ぶん【後聞】
あとで聞くこと。あとで世間の人が聞き知ること。後日のうわさ。「—によれば」
さと‐びと【里人】
1 その里に住んでいる人。その土地の人。「薪とる—の話によれば」〈樗牛・滝口入道〉 2 田舎に住む人。 3 里方の人。実家の人。「御かたがたの—侍りつるなかに」〈源・花宴〉 4 宮仕えに出ないで...
しつりょう‐たんい【質量単位】
質量をエネルギーの単位で表したもの。相対性理論によれば、静止した質量mの物体はmc2(cは光の速さ)のエネルギーで表される。
じょうけんつき‐かくりつ【条件付き確率】
事象A、Bがあり、事象Aが起こり、続いて事象Bが起こる確率Pのこと。これを「AにおけるBの条件付き確率」とよび、P(A∩B)と表される。確率の乗法定理によれば、P(A∩B)=P(A)P(B|A)...
げんし‐じゅうりょくは【原始重力波】
インフレーション宇宙論から導かれる時空構造のゆらぎに伴う重力波。宇宙創成直後に生じた量子ゆらぎが時空構造に作用し、インフレーションによる急激な加速膨張によってゆらぎが拡大され、特有のパターンをも...
しんさい‐こん【震災婚】
震災をきっかけとした結婚。 [補説]東日本大震災後、特に女性の結婚への願望が高まったとの分析もなされたが、厚生労働省の人口動態統計によれば、平成23年(2011)の婚姻件数は前年を下回り戦後最低...
しんくう‐の‐エネルギー【真空のエネルギー】
宇宙創世のごく初期に、宇宙の急膨張を引き起こしたとされるエネルギー。インフレーション宇宙論によれば、真空の相転移が生じ、そのエネルギーが潜熱として解放されて熱に転じ、超高温の宇宙が加速膨張したと...
じんこう‐カバーりつ【人口カバー率】
《service coverage ratio》携帯電話などの通信事業において、サービス利用可能地域の人口の合計が全人口に占める割合を、百分率で表した値。総務省の定義によれば、該当する市区の役所...
シロアム‐の‐いけ【シロアムの池】
《Siloam》パレスチナ地方の古都エルサレムにある池。古代イスラエル統一王国のダビデ王が建設した首都エルサレム(ダビデの町)の南端に位置する。旧約聖書によれば、ユダヤ王ヒゼキアがギホンの泉から...