よる‐ひる【夜昼】
1 夜と昼。「—を問わず仕事に精を出す」 2 (副詞的に用いて)夜も昼も。いつも。あけくれ。日夜。「—心の休まる暇がない」
よる‐べ【寄る辺/寄る方】
頼みとして身を寄せるところや人。また、頼みとする配偶者。「—のない老人」「我が身の—と頼まむに、いと頼もしき人なり」〈源・玉鬘〉
よるべ‐の‐みず【寄る瓮の水】
神前のかめにたたえられた水。神霊を寄せるためのものという。「さもこそは—に水草(みくさ)ゐめけふのかざしよ名さへ忘るる」〈源・幻〉 [補説]「よるべ」は「寄る辺」とも。
よる‐よなか【夜夜中】
「夜中」を強めていう語。まよなか。夜ふけ。「こんな—にいったい誰だろう」
よる‐よる【夜夜】
二晩以上の夜。また、毎夜。夜ごと。よなよな。「—参りて、三尺の御几帳の後ろにさぶらふに」〈枕・一八四〉
夜(よる)を昼(ひる)にな・す
昼夜の別なく行う。昼夜兼行で行う。「こと心なくて—・してなむ、急ぎまかで来(こ)し」〈宇津保・吹上上〉
よるをむそうするしょうたいようのひとりごと【夜を夢想する小太陽の独言】
飯島耕一の詩集。昭和57年(1982)刊行。第1回現代詩人賞受賞。
よ‐れい【予冷】
野菜・果物の貯蔵・出荷の前に、鮮度を保持するため、あらかじめ冷やしておくこと。
よ‐れい【予鈴】
開演や授業開始の時刻の迫ったことを知らせるために、前もって鳴らすベル。⇔本鈴。
よ‐れい【余齢】
これから先、生きられる年齢の数。余命。余生。