よわ‐め【弱目】
1 弱ったとき。弱った状態。よわりめ。「物怪(もののけ)などもかかる—に所得るものなりければ」〈源・夕霧〉 2 よわみ。弱いところ。「敵の—を見て打つものぞ」〈史記抄・孫呉伝〉
よわ・める【弱める】
[動マ下一][文]よわ・む[マ下二]力や勢い、程度などを次第に弱くする。よわらせる。「ガスの火を—・める」⇔強める。
よわよわ‐し・い【弱弱しい】
[形][文]よわよわ・し[シク]いかにも弱そうである。力や元気がなさそうである。「—・いからだつき」「—・い声で答える」 [派生]よわよわしげ[形動]よわよわしさ[名]
よわり【弱り】
弱ること。衰えること。「身の—」
よわり‐き・る【弱り切る】
[動ラ五(四)] 1 すっかり弱くなる。ひどく衰える。「からだが—・っている」 2 非常に困ってどうしてよいかわからなくなる。困りぬく。「隣家の騒音に—・る」
よわり‐は・てる【弱り果てる】
[動タ下一][文]よわりは・つ[タ下二] 1 すっかり弱る。非常に衰える。「心身ともに—・てる」 2 どうしたらよいかわからずに困る。途方に暮れる。「道がわからず、—・てる」
よわり‐め【弱り目】
弱った状態。困っているとき。
弱(よわ)り目(め)に祟(たた)り目(め)
弱ったときに、さらに災難にあうこと。不運が重なること。泣き面に蜂。
よわ・る【弱る】
[動ラ五(四)] 1 体力・気力が衰える。「視力が—・る」「病気で—・る」 2 物事の力や勢いがなくなる。「火力が—・る」「雨脚が—・る」 3 困る。困却する。「処置に—・る」「—・ったことに終...
夜(よ)を明(あ)か・す
寝ないで夜を過ごす。「避難所で—・す」