らく‐ご【落語】
寄席演芸の一。こっけいを主にした話芸で、話の終わりに落ちのあるのが特徴。江戸初期の「醒睡笑(せいすいしょう)」の作者安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)を祖とするという。江戸系と上方系とがあり、同...
らくご‐か【落語家】
落語を聞かせることを職業とする人。はなしか。
らくご‐かい【落語会】
寄席以外で行われる、落語の興行。会場や出演者数はさまざま。「特選—」
らくごかんしょう【落語鑑賞】
安藤鶴夫の著作。雑誌「苦楽」に連載された8代目桂文楽の落語の聞き書きと、雑誌「東宝」に掲載された4代目柳家小さんの芸談をまとめたもの。昭和24年(1949)刊行。
らくごしゃのむれ【落伍者の群れ】
《原題、(フランス)Les Ratés》ルノルマンの戯曲。1920年、ジョルジュ=ピトエフの演出により初演、成功を収めた。
らく‐さ【落差】
1 水が流れ落ちるときの、上下の水面の高さの差。「—20メートルの滝」 2 物体が落下するときの高低の差。 3 二つのものの間の差。水準などの高低の差。「理想と現実との—」
らく‐さい【楽歳】
収穫の多い楽しい年。豊年。「—には身を終うるまで飽き、凶年にも死亡を免れしめ」〈河上肇・貧乏物語〉
らく‐さく【落索】
《落ちぶれた、物寂しい、の意から》 1 酒食の残り物。また、それを飲食すること。「—ヲフルマウ」〈日葡〉 2 行事などの後の慰労の宴。「酒田楽を取り出して、—に呑み掛けうか」〈浄・武士鑑〉
らく‐さつ【落札】
[名](スル)競争入札で、物や権利が自分の手に入ること。「護岸工事を—する」
らく‐さん【酪酸】
有機酸の一。不快臭をもつ油状の液体。正酪酸・イソ酪酸の2種の異性体がある。正酪酸CH3CH2CH2COOHは、バターなどにグリセリンエステルとして含まれ、酪酸菌の発酵によっても生成。水・エタノー...