りっ‐しゅう【律宗】
仏教の宗派の一。戒律を守り実行することを教義とする。中国の道宣が広め、日本へは天平勝宝6年(754)に唐僧鑑真(がんじん)が伝えた。南都六宗の一。本山は唐招提寺(とうしょうだいじ)。戒律宗。
りっ‐しゅう【立宗】
宗教・宗派が打ち立てられ、生まれること。立教。開宗。
りっ‐しゅん【立春】
二十四節気の一。節分の翌日。太陽の黄経(こうけい)が315度に達する日をいい、太陽暦で2月4日ごろ。暦の上で春がはじまる日。《季 春》「—の米こぼれをり葛西橋/波郷」
りっしゅん‐だいきち【立春大吉】
立春に禅寺やその檀家の門の左右にはる紙札の文句。また、その紙札。《季 春》
りっ‐しょう【立証】
[名](スル) 1 証拠をあげて事実を証明すること。「有罪を—する」 2 「論証」に同じ。
りっ‐しょう【立哨】
[名](スル)兵などが、一定の場所に立って警戒・監視の任に当たること。また、その兵。
りっしょうあんこくろん【立正安国論】
鎌倉時代の仏教書。1巻。日蓮著。文応元年(1260)成立。執権北条時頼に呈上。当時の天変地異を法華経にそむいた結果と断じ、正法すなわち法華経を信じなければ安国にならないと、問答体で述べたもの。
りっしょうこうせい‐かい【立正佼成会】
日蓮宗系の在家仏教団。昭和13年(1938)長沼妙佼・庭野日敬が教祖となり、霊友会から分かれて創立。法座・サークル活動を通じて布教活動を行い、先祖供養を重視する。
りっしょう‐せきにん【立証責任】
⇒挙証責任(きょしょうせきにん)
りっしょう‐だいがく【立正大学】
東京都品川区に本部がある私立大学。天正8年(1580)設立の飯高檀林を起源とする。日蓮宗大学林・日蓮宗大学を経て、大正13年(1924)旧制の立正大学となり、昭和24年(1949)新制大学へ移行。