れきし‐てつがく【歴史哲学】
歴史または歴史学を対象とする哲学の一部門。歴史の本質・目的・意味などについての哲学的反省、および歴史学の認識論的・方法論的研究。
れきしのくれがた【歴史の暮方】
林達夫の評論集。昭和21年(1946)刊。おもに昭和16年(1941)前後に書かれた文章を集めたもの。
歴史(れきし)は繰(く)り返(かえ)す
ローマの歴史家クルチュウス=ルーフスの言葉。過去に起こったことは、同じようにして、その後の時代にも繰り返し起こる。
れきしはけいざいがく‐は【歴史派経済学派】
⇒歴史学派
れきし‐ぶんぽう【歴史文法】
文法の時代的な変遷のあとづけ、または史的一時期の実態を研究・記述する説明文法の一分野。
れきし‐ほうがく【歴史法学】
法の生成と発展を、歴史的観点から研究する立場を強調するもの。19世紀初めにドイツに興った理論。
れきし‐ほうそく【歴史法則】
人間社会の歴史的生成発展を貫流する客観的法則が存在するという考えに基づいて想定される法則。
れきし‐ものがたり【歴史物語】
1 歴史的事実を題材にした小説的作品。 2 平安中期以後、歴史的事実に取材し、仮名文で物語ふうに書かれた歴史書の総称。「栄花物語」「大鏡」「今鏡」「水鏡」「増鏡」など。
れき‐しょ【暦書】
暦学に関する本。また、こよみ。
れき‐しょう【暦象】
1 暦によって天体の運行を推測すること。 2 天体。