ろう【労】
1 心やからだを使ってそのことに努めること。また、そのための苦労・努力。ほねおり。「—をねぎらう」 2 長年勤め上げて功労のあること。年功。「勘解由判官の—六年」〈源順集・詞書〉 3 経験を積ん...
ろう【牢】
罪人などを閉じ込めておく所。牢屋。牢獄。獄(ひとや)。→牢(ろう)として
ろう【郎】
[名] 1 男子。特に、年若い男子。若者。 2 女性から夫、または情夫をさしていう語。郎君。「妾(わたし)は時々に呼吸器となって、—が浮気なる口元を塞がん」〈逍遥・当世書生気質〉 3 中国の官...
ろう【陋】
場所が狭いこと。また、心・見識が狭いこと。「改名主(あらためなぬし)の図書検閲が—を極めている例として」〈芥川・戯作三昧〉
ろう【婁】
二十八宿の一。西方の第二宿。牡羊(おひつじ)座の頭部分の三星。たたらぼし。婁宿。
ろう【廊】
1 廊下。回廊。「—を巡らす」 2 寝殿造りなどで、建物と建物とをつなぐ、屋根のついた通路。渡殿(わたどの)。細殿(ほそどの)。
ろう【楼】
[名] 1 高く構えた建物。たかどの。 2 遠くを見るためにつくった高い建物。ものみやぐら。望楼。「門上の—に、おぼつかない灯がともって」〈芥川・偸盗〉 3 遊女と遊興することのできる店。揚げ...
ろう【﨟】
1 仏語。僧が受戒後に安居(あんご)を行い終えること。出家後の年数はこの﨟の数でいう。法﨟。臘(ろう)。「—を積む」 2 年功を積むこと。また、その順位による身分の高下。「上—は五貫、中—は三貫...
ろう【臘】
1 冬至ののち、第3の戌(いぬ)の日に行う祭り。猟の獲物を祖先や神々に供える。 2 陰暦12月の異称。臘月。 3 「﨟(ろう)1」に同じ。 4 「﨟(ろう)2」に同じ。
ろう【隴】
中国甘粛(かんしゅく)省南東部の地。