わか‐ごま【若駒】
若い馬。春駒。《季 春》「—の親にすがれる大き眼よ/石鼎」
わか‐ごも【若菰】
新芽を出したばかりのマコモ。《季 春》
わかごも‐を【若菰を】
[枕]若菰を刈る意で、「刈る」と同音を含む地名「猟路(かりぢ)」にかかる。「—猟路の小野に鹿(しし)こそば」〈万・二三九〉
わかさ【若狭】
旧国名の一。北陸道に属し、現在の福井県南西部にあたる。若州(じゃくしゅう)。
わか‐さ【若さ】
1 若いこと。また、その度合い。 2 活力に満ちていること。「—の秘訣」「—を取り戻す」 3 未熟であること。「—ゆえに至らぬ点もある」
わか‐さぎ【公魚/若鷺/鰙】
キュウリウオ科の淡水魚。全長約15センチ。体は細長くてやや側扁し、脂びれがある。背面は淡青色、腹面は銀白色。本来は汽水性であるが陸封されやすく、湖沼に移殖され、冬の氷上の穴釣りの対象。食用。あま...
わかさ‐ぬり【若狭塗】
福井県小浜地方から産する漆器。下塗りした上に卵殻の粉末やもみがらで模様をつけて色漆を塗り、金銀箔を施したのち透き漆を塗って研ぎ出したもの。慶長年間(1596〜1615)に創案され、万治年間(16...
わかさ‐の‐くに【若狭国】
⇒若狭
わかさひこ‐じんじゃ【若狭彦神社】
福井県小浜市にある神社。祭神は上宮に彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、下宮(若狭姫神社)に豊玉姫命。奈良東大寺二月堂の若狭井へ通じているという鵜(う)の瀬で、送り水神事が行われる。上下宮。若...
わか‐さま【若様】
主人筋の家や身分の高い家の年若い子弟を敬っていう語。