聞(き)き捨(ず)てなら◦ない
黙って聞き流すわけにはいかない。「その話は—◦ない」
きき‐わ・く【聞き分く】
[動カ四]声や話などを聞いて判断する。「ことに男は人の声をも手をも見分き—・かぬものを」〈枕・二七四〉 [動カ下二]「ききわける」の文語形。
かりぼしきり‐うた【刈干切唄】
宮崎県高千穂地方の民謡。茅(かや)を刈り取るときの仕事歌で、拍子にはまらない追分(おいわけ)風の節回し。名称は、刈り取った茅を干して冬期のまぐさ用とすることに由来する。
がん‐どう【頑童】
1 かたくなで、ききわけのない子供。「大声を立てて—の如く泣きおめき始めた」〈有島・カインの末裔〉 2 男色の相手となる少年。
かり‐ごろも【狩衣】
[名]狩りのときの服。かりぎぬ。「秋の野の露わけきたる—葎(むぐら)しげれる宿にかこつな」〈源・手習〉 [枕]「裁つ」「着る」「掛く」「裾」「紐(ひも)」の縁から、あるいは乱れたり傷んだりす...
かもわけいかずち‐じんじゃ【賀茂別雷神社】
京都市北区上賀茂にある神社。旧官幣大社。祭神は賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと)。本殿、権殿はともに国宝。平成6年(1994)「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産(文化遺産)に登録された...
かもわけいかずち‐の‐みこと【賀茂別雷命】
京都市北区上賀茂の賀茂別雷(かもわけいかずち)神社の祭神。山城国風土記によれば、母は賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)の娘、玉依姫(たまよりひめ)で、瀬見の小川で、流れてきた丹塗(にぬり)の...
から‐して
[連語] 1 《格助詞「から」+副助詞「して」》体言、またはそれに準じる語を受ける。 ㋐…から後。「この時—生活が変わった」 ㋑…をはじめとして。「言うこと—なまいきだ」 2 《接続助詞「から」...
から‐とて
[連語]《接続助詞「から」+接続助詞「とて」》「からといって」に同じ。「難しい—投げ出すわけにはいかない」 [補説]日常の話し言葉では、多く「からって」となる。
たじゅう‐じんかく【多重人格】
一人の人間の中に、相矛盾する複数の独立した人格が存在するようにみえる状態。人格が交代すると交代前の記憶がなくなることもある。 [補説]この傾向のある人が、必ずしも「解離性同一性障害」と診断される...