はん【頒】
[常用漢字] [音]ハン(漢) [訓]わける わかつ 1 広くわけ与える。「頒価・頒布」 2 まだら。「頒白」 [補説]2は「斑」と通用。
いわけ‐な・い【稚ない】
[形][文]いわけな・し[ク]分別がなく子供っぽく見えるさま。あどけない。がんぜない。「まだ—・くもいやしむいろえ包までいうに」〈鴎外・文づかひ〉 [補説]歴史的仮名遣いは「いわけなし」か「いは...
かい‐たい【解体】
[名](スル) 1 まとまっているもの、組み立ててあるものを、分解すること。また、ばらばらになること。「建築物を—する」 2 組織をこわして、その機能を失わせること。また、組織がばらばらになって...
ぐし‐ぐし
[副] 1 わけのわからないことをぶつぶつ言うさま。「わけもないこと—言って」〈黄・金生木〉 2 紙などがもみくちゃになったさま。「—となりけるはまことに愚人夏の虫」〈浄・出世景清〉
かもみおや‐じんじゃ【賀茂御祖神社】
京都市左京区下鴨にある神社。旧官幣大社。賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと)の母玉依姫命(たまよりひめのみこと)と外祖父賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)を東西に祭る。東本殿、西本殿はとも...
こと‐しり【事知り】
1 よく物事を知っていること。また、その人。 2 男女間の関係や遊里の事情に通じていること。また、その人。わけしり。通人。「—に尋ねしに、あれは都にてわけある大尽、と聞くに」〈浮・一代女・五〉
にじゅう‐ひてい【二重否定】
否定の言葉を二度重ねて肯定の意味を強めたり、その肯定を婉曲(えんきょく)に表したりする語法。「辞退したいわけではない」「行かないわけではない」など。
たかゆく‐や【高行くや】
[枕]隼(はやぶさ)が空高く飛んでいく意から、人名「はやぶさわけ」にかかる。「—はやぶさわけさざき取らさね」〈記・下・歌謡〉
だいにほんこもんじょ【大日本古文書】
史料集。東京大学史料編纂所編。明治34年(1901)以降刊行中。編年文書・家(いえ)わけ文書・幕末外国関係文書の三系統に区分される。編年文書は朱鳥元年(686)から宝亀11年(780)のものを、...
わけ【和気】
姓氏の一。 [補説]「和気」姓の人物和気清麻呂(わけのきよまろ)和気広虫(わけのひろむし)