ろ‐あく【露悪】
欠点や悪いところをわざとさらけ出すこと。「—趣味」
レッド‐ヘリング【red herring】
《「ニシンの燻製(くんせい)」の意》推理小説などの手法の一つ。読者の注意を真犯人からそらすため、わざと提示される偽の手がかり。燻製ニシンの臭いで猟犬の注意がそらされることに由来する。→ミスディレ...
わい‐きょく【歪曲】
[名](スル) 1 物をゆがめまげること。また、ゆがみまがること。「—した線路」 2 事実をわざとゆがめて伝えること。「この報告は事実を—している」
よそよそ‐し・い【余所余所しい】
[形][文]よそよそ・し[シク] 1 隔てがましく冷淡である。親しみがない。他人行儀である。「—・い態度をとる」「わざと—・くする」 2 無関係である。「あなうたて、いと—・しきことをも知らせ給...
わざと‐らし・い【態とらしい】
[形][文]わざとら・し[シク]いかにも意識してしたようで不自然である。「—・く笑ってみせる」
わざと‐め・く【態とめく】
[動カ四]わざとらしく見える。「—・き由ある火桶に」〈源・初音〉
らし・い
[接尾]《形容詞型活用[文]ら・し(シク活)》 1 名詞に付いて、…としての資質を十分に備えている、…と呼ぶにふさわしい、などの意を表す。「男—・い男」「春—・い陽気」「人間—・い生活」 2 名...
横(よこ)と◦出(で)る
わざと意地悪い態度をとる。横意地を張る。「さやうに—◦出候はば、山こかしのやうに申したて」〈浮・色三味線・五〉
みやび‐か【雅びか】
[形動ナリ]「みやびやか」に同じ。「わざとはなくて言ひ消つさま、—によしと聞き給ふ」〈源・松風〉
め‐こぼし【目溢し】
[名](スル) 1 とがめるはずのことを、わざと見逃すこと。大目に見ること。「不正を—するわけにはいかない」「お—を願い出る」 2 「目溢(こぼ)れ」に同じ。