わざっ‐と【態っと】
[副]《「わざと」の音変化》 1 「わざと1」に同じ。「—年の違ったのを貰ったもんだから」〈鏡花・化銀杏〉 2 「わざと5」に同じ。「これは余り少ないが、—お近付になったしるしの土産だよ」〈人・...
ことさら‐め・く【殊更めく】
[動カ五(四)]わざとらしく見える。わざとらしくなる。「あまりほめるのも、—・いてかえっておかしい」
わざと‐がまし・い【態とがましい】
[形][文]わざとがま・し[シク]「わざとらしい」に同じ。「—・いお世辞」
アーティフィシャル【artificial】
[形動] 1 人工的なさま。人為的なさま。「—な臓器」「—な空間」「—ネイル」 2 わざとらしいさま。「—スマイル」
わざわざ・し【態態し】
[形シク]わざとらしい。「—・しくことごとしくきこゆれど」〈大鏡・序〉
ことさら・ぶ【殊更ぶ】
[動バ上二]わざとらしく見える。「さま—・び、心化粧したるなむ」〈源・葵〉
こわ‐づくり【声作り】
[名](スル) 1 わざと声を作って言うこと。こわづくろい。「—して話す」 2 せきばらい。しわぶき。こわづくろい。「御殿ごもりなどする程に、うち—して、孫王の君はここにかと宣へば」〈宇津保・国譲上〉
ごはん‐ろんぽう【御飯論法】
質問の趣旨をわざと外して回答し、追及をはぐらかそうとする話の進め方。実際にはパンを食べているにもかかわらず、「朝ご飯(=朝食)は食べたか」の問いに「ご飯(=米の飯)は食べていない」と答える類。
コントロールド‐デリバリー【controlled delivery】
麻薬捜査の手法の一。麻薬の密輸を察知した場合、捜査当局はわざと押収せず、運び人を泳がせて背後の組織を一網打尽にするもの。日本では、平成4年(1992)7月に施行された「麻薬特例法」により、この捜...
こと‐あたらし・い【事新しい】
[形][文]ことあたら・し[シク] 1 今までのものと違って新しい。「—・い出品はない」 2 ことさらに取り上げるさま。わざとらしい。「—・く説明するまでもない」