わら‐ぶき【藁葺き】
わらで屋根をふくこと。また、その屋根。「—の家」「—屋根」
わら‐ぶとん【藁布団/藁蒲団】
綿の代わりにわらを中に詰めた布団。
わらべ【童】
《「わらんべ」の撥音の無表記から》子供。児童。わらわ。
わらべ‐うた【童歌】
昔から子供に歌いつがれてきた歌。また、子供に歌って聞かせる歌。遊びに伴うものが多い。手まり歌や数え歌など。
わらべ‐し・い【童しい】
[形][文]わらべ・し[シク]子供っぽい。子供じみている。「それも口まね—・しい」〈浄・薩摩歌〉
わらべ‐すかし【童賺し】
子供だまし。「—の猿松の風車をするなど」〈浮・永代蔵・六〉
わらべ‐な【童名】
「わらわな(童名)」に同じ。「梅がえが幼名と、松山が—を取り違へた」〈浮・名代紙衣〉
わら‐ぼうき【藁箒】
わらで作ったほうき。
わら‐むしろ【藁筵】
わらで編んだむしろ。
わら‐や【藁屋】
わら屋根の家。また、粗末な家。