わりご‐そば【破り子蕎麦】
皮付きのソバをひいて手打ちにし、塗り物の破り子に盛って何個も重ねて供するそば。その数を競うようにして、つゆや薬味を加えて食べる。出雲(いずも)地方の名物。
わり‐ごめ【割(り)米】
ひき割った米。こごめ。
わり‐さま【わり様】
[代]《「われさま」の音変化》二人称の人代名詞。同等または目下の者に用いる語。おまえ。おまえさん。「—もわしが(髪ヲ)結ふ所で結はんせ」〈滑・膝栗毛・七〉
わり‐ざ【割(り)座】
正座の状態から両すねを開き、尻を床につけた姿勢。
わり‐ざい【割(り)材】
酒を割って飲むための炭酸水や果汁などのこと。
わり‐ざや【割り鞘】
刀の鞘の差表(さしおもて)と差裏の色が異なるもの。「三尺五寸ありける—の太刀脇にはさみて」〈長門本平家・一〉
わり‐ざん【割(り)算】
[名](スル)ある数が他の数の何倍であるかを求める計算。除法。⇔掛け算。
わり‐した【割(り)下】
《「割り下地」の略》だし汁に醤油・みりん・砂糖などの調味料を加えたもの。
わり‐じょうゆ【割り醤油】
生醤油(きじょうゆ)をユズなどの果実酢やだし汁で割ったもの。
ワリス‐アルプス【Walliser Alpen】
ヨーロッパのアルプス中部の山群。スイス、イタリアにまたがり、西のグランサンベルナール峠と東のシンプロン峠の間に広がる。イタリア語名、ペニンアルプスまたはペンニネアルプス。最高峰モンテローザ、ワイ...