そえ‐がき【添(え)書(き)】
[名](スル) 1 書画や器物などに、その由来などを書き添えること。また、その文言。添え筆。 2 手紙などの終わりに、さらに書き添えること。また、その文章。追って書き。添え筆。「署名のあとに—する」
ぞく‐ろう【続労】
奈良時代、官職をもたない者を役所に勤務させ、位を継続させたこと。のち、財物を納めて勤務の代わりとした。しょくろう。
そうちょう‐るい【走鳥類】
飛翔(ひしょう)力がない代わりに走ることの得意な大形の鳥類。ダチョウ・レア・ヒクイドリ・キウイなど。走禽(そうきん)類。
そげ‐もの【削げ者】
偏屈者。変わり者。そげ。「かの虎渓の橋を渡りし三人の—」〈浮・元禄大平記〉
そう‐ゆ【桑楡】
1 クワとニレ。また、広く樹木をいう。 2 夕日が樹木の枝にかかること。夕方。夕日。 3 一生の終わりの時期。晩年。「おのれは今六十にとなり—かげせまれば」〈近世畸人伝〉
そう‐そく【相即】
[名](スル) 1 仏語。事物の働きが自在に助け合い融け合っていること。 2 二つの物事が密接に関わり合っていること。「—する文化と言語」
そ・す【殂す】
[動サ変]貴人が死ぬ。お亡くなりになる。「バワリア王ルウドヰヒ第二世は、湖水に溺れて—・せられしに」〈鴎外・うたかたの記〉
ぞう‐げん【造言】
いつわりの言葉。つくりばなし。うそ。「—蜚語(ひご)」
ぞう‐じょう【増上】
仏語。力が加わり増大して、強大であること。
そう‐しゅ【操守】
信念を堅く守って、心変わりしないこと。節操。「死生の際(あいだ)に臨んで、その—を失わざる者は」〈中村訳・西国立志編〉