アジアてき‐せいさんようしき【アジア的生産様式】
マルクスが「経済学批判」の序言で、経済的社会構成体の前進的諸時期の最初においた語。この概念の理解をめぐって、原始共同体的生産様式の別名とする説や奴隷制の古代アジア的形態とみる説など諸説がある。
ろん‐ち【論地】
1 論じて争うところ。議論点。論点。争点。論所。 2 所有権・占有権・使用権をめぐって争われている係争地。訴訟対象となっている地所。論所。
けんりょく‐とうそう【権力闘争】
政治権力の争奪をめぐって、個人・団体・政党・階級などの間で行われる闘争。
げんすいばく‐きんしうんどう【原水爆禁止運動】
第二次大戦後に起こった、原水爆の製造・実験・使用の禁止と廃棄を求める平和運動。特に、昭和29年(1954)の第五福竜丸事件を契機に原水爆禁止署名運動が全国的に広まり、翌年8月には広島で第1回原水...
恋(こい)の鞘当(さやあ)て
《遊里で一人の遊女をめぐって二人の武士が鞘当てをする歌舞伎の題材から》恋がたきどうしが争うこと。また、その争い。
けいちょう‐の‐えき【慶長の役】
豊臣秀吉が文禄の役で明と和議をしたのち、明使のもたらした表文をめぐって再び慶長2年(1597)正月に朝鮮に出兵した戦役。翌年秀吉の死後に撤兵した。→文禄(ぶんろく)の役
げき‐ろん【激論/劇論】
[名](スル)はげしく論争すること。はげしい議論。「新法案をめぐって—する」
グレー‐マーケット【gray market】
1 第三国を経由して相手国に商品が正規の価格より安値で流入し形成される市場。灰色市場。 2 証券の発行前にその証券をめぐって行われる取引の市場。
骨肉(こつにく)相食(あいは)・む
肉親どうしが争い合う。骨肉相争う。「遺産をめぐっての—・む争い」 [補説]他人同士が争う場合には、この句は使わない。
くにちほうけいそうしょり‐いいんかい【国地方係争処理委員会】
地方公共団体に対する国の関与をめぐって両者の間で争いが生じた場合に、問題を迅速に解決するために、総務省に常設されている合議制の第三者機関。総務大臣が両議院の同意を得て任命する5人の有識者で構成さ...