みんぺい‐せい【民兵制】
平時は一般の職業に従事している民間人が、戦時は軍隊を構成する制度。幹部だけは平時志願兵をもって組織する。スイスの兵役制度の類。
みち‐の‐し【道の師】
天武天皇が制定した八色(やくさ)の姓(かばね)の第五位。技芸をもって仕える有力氏族に与えられるためのもの。実際に与えられた記録はない。
み‐うち【御内】
[名] 1 貴人の邸内。貴人の屋敷の内部。「侍ども、—に夜、討ちいったり、とて」〈平家・一二〉 2 殿様。主君。主人。「—只今機嫌悪しく候と申しければ」〈義経記・七〉 3 将軍の旗下に属する武...
むかん‐の‐ていおう【無冠の帝王】
1 特別な地位や肩書きをもっていないが、実質的な実力を備えている人。 2 スポーツなどのある分野で、第一人者の実力を有しながら、大きなタイトルを獲得できないでいる人。 3 《権力に屈しないという...
ま‐しょう【魔性】
悪魔のような、人を惑わす性質。また、それをもっていること。「—の者」
まず【先ず】
[副] 1 はじめに。最初に。「—下ごしらえをして、その後料理する」 2 とりあえず。ともかく。何はともあれ。「これで—一安心だ」「—一休みしよう」 3 ある程度の確信をもって判断や見通しを述べ...
真綿(まわた)に針(はり)を包(つつ)む
うわべは優しいが、内心に悪意をもっていることのたとえ。
マントル‐ウエッジ【mantle wedge】
沈み込むプレートと直上のプレートに挟まれた、くさび型状のマントルの領域。海洋プレートが沈み込む場合、マントルが水和して部分融解が生じ、浮力をもって初生マグマとして上昇する。
むえん‐ほうかい【無縁法界】
1 仏語。法界のすべて。無差別平等の世界。 2 縁もゆかりもないこと。また、その人。「—の客に身をまかすをもって」〈浮・禁短気・五〉 3 でたらめ。「帳付けにそのまま—を書くなよと」〈浄・手習鑑〉
む‐さく【無策】
[名・形動]方策や対策をもっていないこと。見通し・計画がないこと。また、そのさま。「大気汚染に—な(の)行政」「無為—」