あま‐ばおり【雨羽織】
雨降りのときに着る、ラシャ・木綿などの羽織。雨胴服(あまどうふく)。
あま‐ばかま【雨袴】
雨降りのときにはく袴。油をひいた絹または紙で作った。
あま‐ばしり【雨走り】
近世、兜(かぶと)の眉庇(まびさし)のこと。
あまばた‐いし【雨畑石】
山梨県南巨摩郡早川町雨畑で産する黒色の粘板岩。硯(すずり)にする。
アマパ【Amapá】
ブラジル北部、アマゾン川河口の左岸にある州。マンガンが採掘される。州都はマカパ。
アマパラ【Amapala】
中央アメリカ、ホンジュラス南部、フォンセカ湾にあるティグレ島の町。同島北西岸に位置する。同国における太平洋側の主要港があり、本土と航路で結ばれる。
あま‐ひめぎみ【尼姫君】
浜松中納言物語の登場人物。左大将の長女で、中納言と結婚し、女児を産む。のち、夫が唐へ渡っているうちに出家して尼となる。
あま‐ひゃくめ【甘百目】
柿の一品種。実はやや縦長の円形で、汁が多く甘い。名は、実が大きく百匁(もんめ)(約375グラム)ほどにもなることから。
あまびえ
江戸時代、肥後国に現れたとされる予言獣。あまびこが変化して伝わったものとみられている。
あま‐びえ【雨冷え】
雨が降ったことにより冷えこむこと。《季 秋》「—に羽織や夜の蓑ならむ/其角」