アンモニア【ammonia】
刺激臭のある無色の気体。水によく溶け、アルカリ性を示す。圧縮により容易に液化する。肥料や硝酸の製造原料、冷却剤などにする。化学式NH3
アンモニア‐かせいさよう【アンモニア化成作用】
土壌中の微生物によって、窒素化合物がアンモニアに分解されること。
アンモニア‐ごうせいほう【アンモニア合成法】
アンモニアの工業的製法。窒素と水素を高圧下で直接化合させる方法。1913年、ドイツのハーバーとボッシュによって工業化に成功。
アンモニア‐さくたい【アンモニア錯体】
⇒アンミン錯体
アンモニア‐さんかきん【アンモニア酸化菌】
⇒亜硝酸菌
アンモニア‐すい【アンモニア水】
アンモニアの水溶液。医薬・試薬などに利用。
アンモニアせい‐しょうさんぎんようえき【アンモニア性硝酸銀溶液】
⇒硝酸銀アンモニア溶液
アンモニアソーダ‐ほう【アンモニアソーダ法】
炭酸ナトリウムの工業的製法。冷食塩水にアンモニアを飽和させ、二酸化炭素を通じて炭酸水素ナトリウムを沈殿させ、これを焼いて炭酸ナトリウムにする方法。1860年にソルベーが発明。ソルベー法。
アンモニア‐ねんりょうでんち【アンモニア燃料電池】
アンモニアを直接燃料として用いる燃料電池。酸化物セラミックスからなる固体酸化物燃料電池(SOFC)の一種であり、液化天然ガスなどの炭化水素を用いる従来の燃料電池と異なり、二酸化炭素を排出しないと...