いん‐ぶん【韻文】
一定の韻律をもち、形式の整った文章。漢文では句末に韻字を置いた詩・賦などをいい、和文では和歌・俳句などをいう。狭義には詩と同義に用いられる。⇔散文。
いんぶん‐げき【韻文劇】
韻文で書かれた劇。
いんぶん‐こく【院分国】
院の分国。国司・知行国主が別にいて、公納物を院の庁が収納する国。
いん‐ぷ【印譜】
古印や篆刻(てんこく)の印影を集めた書物。
いん‐ぷ【殷富】
[名・形動]《「殷」は盛んの意》栄えて豊かなこと。また、そのさま。「貿易を業として、—を極め」〈竜渓・経国美談〉 「下は貧にして上は—なる時節と云う可し」〈福沢・文明論之概略〉
いん‐ぷ【淫婦】
1 みだらな女。 2 淫売婦。
いん‐ぷ【陰阜】
女性の陰部のすぐ上の小高い所。陰毛の生じる所。
いん‐ぷう【淫風】
みだらな風習・風潮。
いん‐ぷう【陰風】
1 陰気な風。不気味な風。 2 冬の風。北風。朔風(さくふう)。
いん‐ぷく【隠伏】
[名](スル)人目を避けて隠れていること。また、人目につかぬように隠しておくこと。「唯怨望の—の一事に至ては必ず我国と趣を異にする所ある可し」〈福沢・学問のすゝめ〉