えん‐せん【厭戦】
戦争をするのをいやに思うこと。戦争を嫌うこと。「—思想」
えん‐せん【塩腺】
⇒塩類腺
えん‐ぜつ【演説/演舌】
[名](スル) 1 大勢の前で自分の意見や主張を述べること。「税制について—する」「選挙—」 2 道理や意義を説き明かすこと。「宿老畏まって一々に是を—す」〈太平記・一一〉
えんぜつか【演説家】
《原題The Orators》オーデンの詩集。1932年刊行。著者の英国在住時代の代表作。別邦題「演説家たち」「演説者たち」。
エンゼリー【Enzelī】
⇒バンダレアンザリー
エンゼル‐エコー【angel echo】
気象観測や航空管制のレーダーで、雨や風以外の、大気の屈折率の変化によって生じるエコー。そのほか、鳥や昆虫、軍用機から射出されたチャフが原因となる場合がある。
えん‐ぜん【宛然】
[ト・タル][文][形動タリ]そっくりそのままであるさま。「—たる列仙伝中の人物だね」〈漱石・吾輩は猫である〉 「県会は、—戦争の如き有様を呈した」〈嶺雲・明治叛臣伝〉
えん‐ぜん【婉然】
[ト・タル][文][形動タリ]しとやかで美しいさま。「—と舞う」「—たる挙措」
えん‐ぜん【嫣然/艶然】
[ト・タル][文][形動タリ]にっこりほほえむさま。美人が笑うさまについていう。「四分の羞(はじ)六分の笑(えみ)を含みて、—として灯光(あかり)の中(うち)に立つ姿を」〈蘆花・不如帰〉
えんぜん‐とごふ【燕然都護府】
中国、唐の太宗が647年、帰服した蒙古の鉄勒(てつろく)諸部を統治するために設けた役所。669年に安北都護府と改称。