おお‐ばん【大判】
1 紙・帳面・書籍などで、普通のものより紙の寸法の大きいもの。「—の日記帳」 2 安土桃山・江戸時代の大形の楕円形の金貨。表裏に「拾両」などと墨書し、通貨としてよりも賜与・贈答などに用いられるこ...
おお‐ばん【大番】
1 「大番役」の略。 2 「大番組」の略。 [補説]書名別項。→大番
おお‐ばん【大鷭】
クイナ科の鳥。全長38センチくらい。アシなどの茂った水辺にみられ、全身黒色でバンに似るが、額からくちばしは白色。足指にひれがあり、頭を前後に振りながら泳ぐ。ユーラシア・オーストラリア・北アフリカ...
おおばん【大番】
獅子文六の長編小説。昭和31年(1956)から昭和33年(1958)にかけて「週刊朝日」誌に連載。単行本は「雲の巻」「風の巻」「龍の巻」の全3巻で刊行。宇和島の農村に生まれた青年の破天荒な人生を...
おおばん‐カメラ【大判カメラ】
フィルムサイズが4×5インチ判以上の大型のシートフィルムを用いるビューカメラの総称。スタジオ撮影向けのモノレールカメラと、野外用のフィールドカメラに大別される。
おおばん‐がしら【大番頭】
1 大番衆の長。 2 大番組の長。
おおばん‐きん【大判金】
「大判2」に同じ。
おおばん‐ぐみ【大番組】
江戸幕府の職名。老中に属して戦時にはいくさの先頭に立ち、平時には江戸城・大坂城・京都二条城および江戸市中を交代で警備した。
おおばん‐ざ【大判座】
江戸時代、幕府の命を受け、大判鋳造をつかさどった役所。京都の後藤徳乗がその特権を与えられ、後藤家が代々世襲。
おおばん‐しゅう【大番衆】
鎌倉時代、大番役勤務の武士たち。