かんかん‐ぼうず【かんかん坊主】
《鉦(かね)をたたいて家々をまわる乞食(こじき)僧のことから》僧をののしっていう語。
かんかん‐むし【かんかん虫】
船舶・煙突・ボイラーなどにへばりついて、ハンマーでたたいて、さび落としをする作業員の俗称。 [補説]書名別項。→かんかん虫
かんかんむし【かんかん虫】
有島武郎の処女小説。新米の港湾労働者を描いた作品。米国留学中に書かれ、改稿を経て、明治43年(1910)10月、雑誌「白樺」に掲載。
かん‐が【官衙】
役所。官庁。「重要な—や公共設備のビルディングを」〈寅彦・地図をながめて〉
かん‐が【閑雅】
[名・形動] 1 しとやかで優雅なこと。また、そのさま。「何故ああ—な動揺のない顔つきをしていられるのだろう」〈野上・真知子〉 2 景色などがもの静かで趣深いさま。「—な庭園」
かん‐が【漢画】
1 中国、漢代の絵画。また、中国絵画の総称。 2 伝統的な大和絵に対して、宋元(そうげん)画の様式による日本の水墨画。
かん‐がい【干害/旱害】
ひでりのために生じる農作物などの災害。
かん‐がい【寒害】
季節外れの寒さによって受ける農作物などの被害。冷害。
かん‐がい【感慨】
心に深く感じて、しみじみとした気持ちになること。また、その気持ち。「—にひたる」「—を込めて歌う」
かん‐がい【管外】
権限の及ぶ区域の外。管轄区域の外。⇔管内。