かん‐ごえ【甲声】
かん高い声。高くひびく声。「錆を含んだ、芸人らしい—を絞って」〈谷崎・幇間〉
かん‐ごえ【寒声】
僧や邦楽を学ぶ人が、寒中に声を出してのどを鍛えること。また、その声。《季 冬》「—に嗄(か)らせし喉を大事かな/虚子」
かん‐ごえ【寒肥】
寒中に、農作物や庭木に施す肥料。かんごやし。《季 冬》「—や花の少き枇杷(びは)の木に/素十」
かん‐ごえ【癇声】
癇癪(かんしゃく)を起こしたときの高い声。「—でしかりつける」
かんごおんず【漢呉音図】
江戸後期の韻鏡の研究書。3巻。太田全斎著。文化12年(1815)刊。漢呉音図・漢呉音徴・漢呉音図説からなる。
かんご‐かん【看護官】
看護師免許をもち、看護業務に当たる自衛官。
かんご‐がく【看護学】
看護の実際と理論を研究する学問。
かんご‐きゅうか【看護休暇】
働く親が小学校就学前の子供の病気やけがの看病のために取る休暇。また、その制度。年次有給休暇とは別に年間5日まで取得できる。平成17年(2005)施行の改正育児介護休業法による。
かんご‐ぎむしゃ【監護義務者】
未成年者などを監護する義務のある者。
かん‐ごく【監獄】
受刑者や被疑者・被告人などを拘禁するための施設。監獄法の改廃に伴い、法律上の名称は「刑事施設」に改められた。