ぎん‐ねむ【銀合歓】
マメ科の小高木。高さ約8メートルになるが、日本では1〜2メートルくらい。葉はネムノキに似て羽状複葉。花は白色で、枝の先に球状に集まって咲く。熱帯アメリカの原産。ぎんごうかん。
ぎんのさじ【銀の匙】
中勘助(なかかんすけ)の小説。前編は大正2年(1913)、後編は大正4年(1915)発表。作者の幼少年時に取材した自伝的作品で、正義と自由と美にあこがれる少年の世界を繊細に描く。
ぎん‐の‐ドーム【銀のドーム】
⇒アルアクサモスク
ぎんのはこ【銀の箱】
《原題The Silver Box》ゴールズワージーによる戯曲。1906年発表。労働や階級といった社会問題を扱った作品。
ぎんはく‐しょく【銀白色】
銀色を帯びた白色。シルバーホワイト。
ぎん‐ば【銀歯】
銀冠をかぶせた歯。銀製の義歯。
ぎんばい‐そう【銀梅草】
アジサイ科の多年草。山地の木陰などに生え、高さ40〜70センチ。葉は楕円形で先が裂けている。夏、梅に似た白い花が咲く。
ぎん‐ばかり【銀秤】
金秤よりも少し大きい棹秤(さおばかり)。百匁(もんめ)すなわち375グラムを限度とする。
ぎん‐ぱく【銀箔】
《古くは「ぎんばく」》銀の薄板を紙のように薄くたたき延ばしたもの。
ぎん‐ば・る【銀張る】
[動ラ五(四)] 1 顔の白粉(おしろい)の上に、脂肪が浮き出してきて醜くなる。歌舞伎社会でいう。 2 張り裂けそうにふくれる。「大きなお腹、しかも—・ってござりました」〈浮・銀持気質〉